「もう看護師辞めたい…」そんなわたしが夜勤専従看護師を選んだ理由

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みーたろ
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「看護師という職業をやめたい」と思っていたわたしが夜専NSとして働きだした理由とは…

この記事で伝えたいこと…↓

「看護師なんて大嫌い!!」と思ったけど自分に合った働き方を見つけたら仕事の嫌さが半減された、とうこと。

今まではなんどなく看護師を続けることができた…。でも今回は?

慢性期病棟で約8年働いてきたわたしにとって「急性期」とはできれば踏み入れたくない領域でした。(前提:急性期の批判ではありません。急性期でしか得ることのできない経験はたくさんあると思うので苦労してでも働く価値のある場所だとは認識しています。)なので転職する際に必ずエージェントに伝えることは「急性期は行きたくありません!!」としっかりと言います。…にもかかわらずなんと急性期の病院への配属か決まってしまいました。そこからの挫折、そして夜勤専従看護師になった理由を書こうと思います。

遠方からの引っ越し、焦って就職活動

みーたろ
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税金って思ったよりかかるんやな~。さっさと就職したい!

夫の転勤で縁もゆかりもない地域へ引っ越し。在職中に就職活動は行わず1、2か月後には就職しているイメージでした。しかし、収入がない状態で税金を払うのは分かっていても心とお財布が痛くなりました。

・扶養には入らなかったの
→1.2か月後にはバリバリ働く予定だったので手続きの面倒さを考えると得策ではないと思った
・在職中に就職活動はできなかったの?
→もちろんできます。が、わたしは遠方だったこともありその土地にいってから就職活動の準備を行うことに決めました。過去在職中に就職活動を行ったこともあります。


…わりと焦っていました。

転職エージェントへ連絡

2.3社比較せずに1社だけ登録し就職活動を行いました。慢性期でしか働いたことがないので急性期は無理と伝えました。しかし、「慢性期でのんびり働くより、自身の可能性をもっと広げませんか?」と言われて ん? と思ったんですけど早く就職先を決めたかったわたしはその言葉を疑問に思わず流されてしまったんですよね。全て自分が悪いです!!エージェント一押しの病院への面接が流れるように決まりました。回復期 への配属を希望し、エージェントさんともその方向で話を進めていましたが、結局 急性期病棟への配属となり 話と違うやん…💢となりました。

初めての急性期病棟で1人ぼっち

忙しさのあまり病棟のルーチン、カルテ業務なども教えてもらうことができずただ一人残されなにをしていいか分からない状態でした。モチベーションもなく急性期病棟へ配属されて、緊急入院でアナムネをほぼ1人でとり分からないことを聞きたくても指導担当がどこにもいない。そしてその指導担当には「わたし以外のナースには聞かないで!」と言われ…。
冷静に考えれる今なら解決方法がわかるのかもしれません。しかし、残念ながらあの時の自分には「もうこんなところで仕事なんかできない…」とかなり視野は狭くなっていました。

決定的な出来事。入職2日目でインシデントを起こす

「入浴介助やって!」と最初だけ教えてもらい訳も分からず入浴介助をします。この時、患者さんを車いすorストレッチャーで浴室にお連れします。普段車いすで移動していた方だったのでそのまま車いすで移動したら…。もう転ばせてしまうのではないか?とおもうほどに介助が大変でかなり危険でした。のちのちその方は入浴時にはストレッチャーで移動をしている方だとおしえてもらいました。指導担当者に「それってインシデントだよね?なんで聞かなかったの?」と詰められ心が折れてしまいました。

5日目で「やめます。」と伝えると…

みーたろ
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わたしには無理でした。退職させてください。

「じゃあ回復期の病棟に移動してみる?」と言われそこで「はい」と返事をしてしまいました。

その時の感情としては…
・履歴書に傷がつくのはのちのち不利になるのでは
・辞めたいとおもったけど環境を変えればよくなるんじゃないか
・こんなスピード退職するのは恥ずかしい(プライドがあった)
・本当はこの病院でもう少し頑張りたい気持ちがあった

マイナスな気持ちを引きずり…

やっぱりこの病院では働けない。と思い退職を決意。「辞めるほか道はない…」かなり視野が狭くなっていました。
師長へ2度目の退職したい旨を伝えます。
案の定引き止められ、3か月たたないと退職はできないといわれ「辞めるやつに仕事教える先輩方の気持ちはどうなるん…」と違ったベクトルで考えてしまいました。しかしここで3か月も働くのは無理!と退職代行を使い退職をしました。

夜勤専従看護師になった理由

昔から夜勤の方が好きだったので夜専には興味がありました。しかし、自分の暮らしていた地域だと

・若くて子供がいないなら正社員で働くのが当たり前
・そもそも募集がない
・夜専という働き方があることすら知らなかった

短期退職をして若干心が折れてしまった自分にとっては夜専ならできるかも…と、
もともとの興味と少し弱気な気持ちを理由に探し始めました。

関東地方でもなかなか見つからない

エージェントを使い今度はしっかりと自分の希望を伝え就職活動を始めました。
しかし、なかなか夜専のみの求人は見つからず「夜勤多めなら雇える」「やっぱり日勤もしてください」などと難航。しかし、エージェントが頑張ってくれたおかげで夜専の仕事につくことができました。
思ったよりしんどいかも?もう辞めれない…といったプレッシャーもありましたが自分には
とても合っておりワークライフバランスを重視した働き方ができているとおもいます。

ずっと続けたいと思える職場

そんな職場に出会えたことはエージェントにも感謝ですし、自分の意思をきちんと伝え流されずに
就職活動できた自分のおかげだとも思います。看護師向いてない…と思っている自分でも9年目。まだまだ続けていけそう、今後も夜専ナースとして頑張っていこうと思います。ひとつの場所が合わなくて後味の悪い退職をしても必ず自分に合う職場は見つかります!!問題なく就職できたし、心が折れる前に誰かを頼ってくださいね。

それでは読んでいただきありがとうございました。またの~

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