
夜勤専従看護師に転職を考えているけど自分に合うか不安があるの…

やる気があれば大丈夫だけど、少なからず向き・不向きは
あるから一緒にみていこう
この記事をみたら
・夜勤専従看護師の向き不向き
・夜勤専従看護師の1日のスケジュールや働き方
がわかります。

夜勤専従看護師として働きたい!どんな人が向いているの?
基本的には働きたい!と思う気持ちがあれば働くことができますが自身が実際に働いてみて感じた向き不向きの特徴を紹介していきます。
体力がある人
みんなが寝ている時間に働く、夜勤は人数が少ないためかなり体力勝負なところがあります。場合によっては寝たくても仮眠がとれないときがあり体力がない人にとってはつらいでしょう。
しかし、わたしも体力に自信があるわけではありません。目安として現在、夜勤を5回~6回入ってつらいと思うならやめた方がいいし、まだまだいけると思ったら夜勤専従を本格的に検討してもいいといえるでしょう。わたしは夜勤9回ほどはいったことがあり「自分にあっている!」とわかったため夜勤専従として働くことに迷いがありませんでした。
黙々とてきぱき動くことが得意な人
夜勤は人数が少なく孤独です。ある人は«スタッフ同士のコミュニケーションがとれないのが嫌で夜勤が苦手≫と言っていたので社会的な孤独感を感じやすい環境となりうるでしょう。人数が少ない分、自分のペースで働くこともできるのでそのような働き方が楽だといえるならおすすめできます。しかし、自分のペースも大事ですが夜勤は時間も限られていて忙しくなる時間と、ゆったりとした時間のギャップがあります。そのため少人数で黙々とスピーディに動くことが得意な人ほど向いているといえるでしょう。
時間を有効活用したい人
夜勤をしていると夜勤前・夜勤明けの時間を有効に活用できます。「疲れ果てて、寝ることしかできないよ」という方も多数いるかもしれませんが、ちょっとした用事や役所や銀行になども行きやすく予定が立てやすいです。またわたしは夜勤明けの自分を労るためにだらだら過ごす時間が大好きなので夜勤は辞められません。
責任感があり適切な判断・指示を出せる人
夜勤は人数が少ないため自分が責任をもって判断しなければいけません。時には経験が少なくても自分が同僚看護師や介護士に指示を出し連携をとりながら急変対応をする場合もあります。そこが日勤とは違うところです。普段からの急変対応のイメージトレーニングや日々の勉強が大切になります。
自分自身が辛くなる!?こんな人は向いてかも…

必ずしも向いていない!だめだ!とは言いませんが、自分のしたい看護とあまりにもかけ離れていると自分が辛くなってしまうためおすすめできない人の特徴を紹介します。
管理職やスキルアップを目指したい人
基本的に夜勤専従はアルバイトやパートの募集がほとんどで正社員採用はあまり聞きません。そのため管理職を目指したい方には不向きといえます。また、夜勤は日勤より看護技術を発揮する場面も少なくスキルアップを目指したい人は夜勤専従という働き方は考えた方がいいでしょう。
体調を崩しやすく休みがちな人
夜勤は仕事を回せるぎりぎりの人数で構成されています。そのため一人欠席すると誰かを補充しなければならず他スタッフに負担をかけます。もちろん体調を崩すことは仕方のないことですが、あまり頻繁であれば夜勤専従は向いていないでしょう。以前に同じ夜勤専従看護師で月1、2回は休む人がいました。最初は快く勤務変更に応じていましたが、だんだん嫌な気持ちになってしまいました。「せっかくのお休みが…」と予定がなくても休みがなくなるのは悲しかったです。
患者さんとじっくり関わりたい人
夜勤中は患者さんも寝ているためあまりじっくりと関わることができません。記録では読み取れない患者さんの日中の様子などがわかりにくいため、自分がこれまで大切にしてきた看護の関わりを患者さんに丁寧に提供したい人は向いていないといえるでしょう。
夜勤専従看護師の働き方について知りたい!
夜勤のスケジュール
時間 | 内容 |
---|---|
16:00 | 出勤・申し送り |
17:00 | 経管栄養 |
18:30 | 配膳・食事介助 |
21:00 | 消灯・就寝介助 |
1:00 | 巡視・記録 |
4:00 | 巡視 |
5:00 | 経管栄養 |
8:30 | 申し送り・退勤 |
もちろん職場で差はあるけどざっくりはこのようなスケジュールで仕事を進めていきます。
わたしの働いている施設はかなり時間に余裕をもって仕事をすることができるのでそこにストレスを感じたことはありません。いままで忙しく過ごしてきた人からすると物足りないと思う可能性もあります。
1か月のお給料は?
1回の夜勤が25000~35000円ほどになります。そして月の夜勤回数は7~9回。
単純に計算すると月収28万円前後は給料としてもらえるでしょう。
家賃手当・交通などその他手当の有無や仕組みについては職場に事前に確認を取りましょう。お金のことで聞きにくいことがあっても転職エージェントを通して返答をもらえるためとても楽です。
昼夜逆転生活のリアル
今のところ昼夜逆転せずに過ごすことができています。むしろ夜勤しかしていないため生活リズムも一定で過ごしやすく感じます。しかし、昼夜逆転しないために気を付けていることはたくさんあります。
昼夜逆転を防ぐための快眠テクニックについては、以前こちらの記事で紹介しています。まだ読んでいない方はぜひご覧ください!
▶ ちょっとの工夫でぐっすり眠れる!!夜勤専従ナースの快眠テクニック
昼夜逆転生活の問題点
睡眠障害や自律神経の乱れ、倦怠感など身体や心に悪影響を及ぼすため仕事や普段の生活のパフォーマンスが低下する恐れがあります。
まとめ
以上が夜勤専従看護師に向いている人そうでない人、夜勤専従の働き方の紹介でした。向いていないからといって働けないことはありませんが続けていくことができるか、ギャップを感じることはないか?を判断してよりよいあなたらしい看護師ライフを送っていきましょう。まだ夜勤専従看護師として働くか迷っている方にとってこの記事が参考になればうれしいです。
よんでいただきありがとうございました。またの~
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